自分のアルコール依存症になる過程の中で外せないのが乾癬との関係である。
乾癬は道端アンジェリカさんが公表したおかげで、一般の人にも伝わり始めた病気。
皮膚の代謝が異常に早くなり、皮膚がポロポロと落ちる。初めは腕やお腹の一部だったのがひどくなると全身に広がる。
人によっては関節に支障をきたす。
こんな病気に26歳くらいにかかり、アルコールを飲む量は日に日に増えた。
ある時までは酒さえやめれば乾癬もよくなると思っていた。実際精神病院に入院中は良くなっていた。
しかし、退院して1年くらい経つとまた酷くなっていた。
やはり酒を切るだけではだめだった。原因はストレスにもある。そうわかった。
だから素直に生物学的製剤を処方してもらい、今まですっきりしている。
ストレスはアルコール依存症を深めるし、物理的に乾癬を悪くもさせた。
ストレスを減らす生活。かなり重要な鍵だと思っている。
だからこそアルコール依存症だろうが乾癬だろうが抱え込まず、誰かに助けをお願いすること。すごく大事だと今は思っている。