昨日から青森に旅行に来ている。
このご時世に長時間旅行しているとは何事かと自粛警察の人が周りにいないので助かっている。
昨日は宮城県沖の地震の最中に新幹線に乗っていた関係で、本来なら14時くらいに着くはずが21時過ぎ到着となってしまい実質今日が終日動ける日だったわけで。
今回、なんで青森だったかというと恐山で潮来に会えないか?と思ったから。
よくよく調べてみると7月の時でないと今は会えない。
なんで潮来かというと、母を降ろして、あなたは幸せだったかと聞きたかったのだ。
正直、母の死から自分は立ち直っていないと思う。
亡くなった直後みたいに勝手に涙があふれるようなことは亡くなったが、ふとした時に母を思い出す。
そして思う。あの人は幸せだったかと。
前回記載したように、今家はぐちゃぐちゃな状態で、6月に一定のめどはつくことになったが、これは母が望んでいた形ではなく最悪な終わり方と言っていい。
母は生前、弟の愚痴をずっと聞き続けていた。それがどんな内容であってもだ。
誰もそれを止めようとしなかった。何故ならそれを止めると弟がどうしようもなくなるからだ。結局母が潤滑油兼ストッパーだったため、今回のようなことになってしまっている。
だからこそ聞きたいのだ。あなたは幸せだったのかと。
もし幸せでなかったのなら次の世で幸せになるように母のために祈り続けるし、もし幸せだというのならそれでいいと思う。
こんなことを今度36歳になる男が考えている。馬鹿な話だと思われる。こんなことだから結婚もできずにいるわけで。
それでも母の死から立ち直るきっかけを何か得られるならと思った。
現実はそんなに甘くはなく潮来は来なかった。
旅行自体は満足しているので良しとする。
立ち直るきっかけが欲しい。