今の時点での状態なので、これから先はどうなるかわからない。
ただ少なくとも飲まない期間を6年弱過ごしていく中で感じるものがある。
体3年頭5年という言葉がある。
これはアルコールが体と頭から抜けていくにはそれくらいの期間が必要だということ。
それだけ体に蓄積されていたわけだ。
ある程度時間が経てば、人は社会に戻り仕事をする。
もし結婚していない人は結婚もするだろう。
そんな時、飲まない期間3年くらいは色々と必死に取り組むから気づかないが、それ以降は徐々に気づくものがある。
あー人生はしんどい、人間関係はめんどくさい、思い通りにいかない。
なんて自分は恵まれていないのか。。。と。
健常者の幸せな生活を目にするとなぜこの病気にかかってしまったのかと嘆くこともある。
しかも周りは少しずつ飲まない期間が自分より短い人が多くなり、気持ちを共有できなくなる。
そうすると辛くなって飲みだす人もいるだろう。
人生はアップダウンがあって当たり前という大前提を思い出す必要がある。
結局のところ恵まれなかった人生かもしれない。
それでもずっと下り坂とは限らない。
感情はこの人生のアップダウンに惑わされないこと、人を見てうらやましいとは思いつつも自分を卑下しないこと。
その繰り返しで気持ちを前にもっていく。
今できることをこつこつと。そして苦しくても飲んでいた時の苦しみ(自分の場合は苦しみばかりが多かったので)に比べたらマシであると。
祈りながら今日もまた人の役に立つことを考えつつ、過ごしていきたい。