つねぽんの日記(独り言)

アルコール依存症、乾癬、潰瘍性大腸炎発症者です。飲まなくなって8年が経ちました。日々の思うことを不定期で書いていきます。最近は大好きな坂本真綾さんのことを改めて振り返ったりしています。飲まない日々について8割くらい。

過去から出てきた欠点を見つめる

第5ステップで明らかになること。

それは自分自身の「性格上の欠点」だ。

それも本質的にお酒に繋がるような欠点になる。

 

これを取り除こうとする気持ちになれるか。

これが第6ステップになる。

 

自分自身、真面目で正義感も強く、誰よりもまともに生きてきた。

もしくは引っ込み思案で誰に対してもびくびく生きてきた。

不真面目でどんな人に対しても暴力的に生きてきた。

 

ひとそれぞれ過去から出てくる生き方は違う。

ひとそれぞれの過去からあぶりだされた欠点は心地よいものかもしれない。

ただそれを無くそうとする努力をしないといけない。そうでなければお酒に繋がるから。

 

第6ステップは自らの心地よさを捨てる準備の時ではないかと思う。

過去を人に話す

第4ステップで書き溜めた棚卸表。

 

それをそのまま取っておいても意味がない。

それを人に話してこそ価値が出てくる。

 

自分が過去に抱いた恨みや憎しみ、不安や恐れ。

傷つけた人や物事について洗いざらい第三者に話をしてしまう。

 

そこで出てくるフィードバックは実りあるものになる。

 

もちろん、第三者は誰でもいいわけではなく、このやり方をきちんとわかっているスポンサーに話すのが通常だ。

 

フォードバックで出てくる自分自身の欠点。それを無くしていくことがお酒から自分を引き離すカギになる。

また、個人的にはそれが生き辛さを少しでも和らげるカギになっているとも思う。

 

すぐにはこの第5ステップで効果が出てくるわけではない。

でも時を経て、少しずつ自分自身に行ったことが意味をなしてくる。

 

 

人生の棚卸

AAの第4ステップ。

これは自分の人生の棚卸となる。

 

今までの自分の抱いていた感情。

 

恨み、怒り、恐れ、不安。

そして自分の性の問題や傷つけてきた人のことを見ていく。

 

だいたいきちんとAAに顔を出していればお酒は何故か止まっていく。

でも過去を振り返り、整理をする機会を設けていないとどんどん昔の感情がよみがえってくる。

英語ので恨みをResentimentという。

ようはRe←繰り返し

Sentiment←感情

感情を繰り返し繰り返し反芻して恨みとなるのだろう。

 

この過去の感情を棚卸していくことで見えてくるものがある。

それがステップ5から先に繋がる。

認めて信じておまかせ

私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。

 

12のステップの3番目。

 

これは第2ステップで出てきたハイヤーパワーに自分を委ねることが出来るか。

 

よく言われるのが

 

第1ステップ:認めて

第2ステップ:信じて

第3ステップ:おまかせ

 

となっている。

お任せとは何をお任せなのか、普通はわからないと思う。

これは単純にAAのスポンサーシップで4から始まる具体的な行動をしてく覚悟のことだと思う。

 

スポンサーシップとは、12のステップを実践している人(スポンサー)と主に結び、12のステップwぽ教えてもらうことであり、他にも飲まない生き方のヒントをスポンサーから教えてもらうことをいう。

 

ここで昔からの自我が強いとスポンサーシップをとらない。

 

4から先は一人ではできない。何故なら行動の中に人を介して行うものがあるからだ。

ビックブックというAAの本にはスポンサーでなくてもいいと書いてある箇所もあるが、回復施設でない限りはスポンサーと行動していくことが望ましい。

 

ここで12のステップをやっていくのとやっていかないのとでは差がある。

なぜならミーティングに出てさえ言えれば飲まないでいられる可能性があるから。

ただ飲んでいる時の生き方が変わらないと生き辛さは変わらない。

その生き辛さを変えるのがこの12のステップ。

 

自我との別れがこのあたりで求められてくる。

 

 

認めて信じておまかせ

私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。

 

12のステップの3番目。

 

これは第2ステップで出てきたハイヤーパワーに自分を委ねることが出来るか。

 

よく言われるのが

 

第1ステップ:認めて

第2ステップ:信じて

第3ステップ:おまかせ

 

となっている。

お任せとは何をお任せなのか、普通はわからないと思う。

これは単純にAAのスポンサーシップで4から始まる具体的な行動をしてく覚悟のことだと思う。

 

スポンサーシップとは、12のステップを実践している人(スポンサー)と主に結び、12のステップwぽ教えてもらうことであり、他にも飲まない生き方のヒントをスポンサーから教えてもらうことをいう。

 

ここで昔からの自我が強いとスポンサーシップをとらない。

 

4から先は一人ではできない。何故なら行動の中に人を介して行うものがあるからだ。

ビックブックというAAの本にはスポンサーでなくてもいいと書いてある箇所もあるが、回復施設でない限りはスポンサーと行動していくことが望ましい。

 

ここで12のステップをやっていくのとやっていかないのとでは差がある。

なぜならミーティングに出てさえ言えれば飲まないでいられる可能性があるから。

ただ飲んでいる時の生き方が変わらないと生き辛さは変わらない。

その生き辛さを変えるのがこの12のステップ。

 

自我との別れがこのあたりで求められてくる。

 

 

自分を超えた大きな力

自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。

AAの12ステップの2番目。

自分の力ではどうにもならなくなってしまった。
それなら何を頼れば良いのか。

それが自分を超えた大きな力。

AAではハイヤーパワーと言っている。
これは神と表すことが多いけれど、神の必要はない。
あくまでも自分が理解出来る大きな力であればよいから。
仏教でいうところの仏でもよいし、言葉に表せない個人的な何かでも良いと思う。

何かにすがる、そういうわけではないと個人的には思っている。
力を借りる、そんな意味合いでよいと思っている。

その力に身を委ねることで、今までどうしようもなかった人生を少しずつ修正する。

これがなんとなくわかるとお酒はやめやすいかなと思ってる。

よくわからない人もAAのミーティングに通って、スポンサーを見つけ、なんとなくやっていけば良いかと。
それでお酒が遠のけば良いと。

人生が思い通りにいかなかったことを認めること

アルコール依存症は人生がうまくいっていた頃を思い出して、この文章を否定する人がいる。

 

私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。

 

AAの12のステップの1番目。

 

アルコールを止めるには底つきという所謂あきらめに近い感覚を持たないといけない。

それがこの第一ステップなのだろう。

 

これを否定し続けるから否認の病気だと言われるのだろう。

 

「アルコールに対しては何もできないが、人生は何とかなっている。」

 

こういう感覚が残っている人もなかなか止まらないっぽい。

 

もちろん、仕事も家庭も全部壊れないとやめられないわけではない。

 

単純に自分の力ではお酒は止められないと自覚することが大事なのだろう。

 

自分の場合、精神病院に入院した時にほっとしたのを覚えている。

あー自分は病気だったのだと、そして同じような病気の人が大勢いるのだと。

自分にとっての底つきはこの付近だったのだろう。

だからまだ止まっている。

 

この感覚を忘れ、自分は人生を自分で動かしていけるのだと思った時から、お酒へのカウントダウンが始まるのだろう。

 

もうあの時のような悪夢には戻りたくない。