自分は取り柄がないと思っていた。
だから学生時代から人に流されて生きてきた気がする。
流された結果がアルコール依存症では単なる1人の悲劇のようにも思える。
それでもアルコールを飲み始める前の20年、飲み続けた10年から考えても飲まなくなった今が1番輝いていると思える。
時々ブログやSNS越しで自身のことを自身の言葉で紡ぐ。
これは取り柄というより好きなことになるかもしれない。
それでも文字を通して自分の言葉が誰かを励まし、生きようと思うきっかけになりさえすればいい。そう思っている。
今患う病気には不幸しか付きまとわない。誰も幸せにならない病気。この言葉が伝わることもないまま亡くなる人の方が断然多い。無力だし儚い存在。
儚い存在ではあるけれど、言葉を通じてしか自分の場合は表現出来ないのだから、これからも様々な形で伝えて行ければいい。
そんなことを今、祈り、願っている。